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東部激戦地のロシア制圧を否定 「挑発」とウクライナ

 迎撃されたミサイルの破片が落下した現場。集合住宅の窓ガラスが割れ、住人が片付けに追われていた=13日、キーウ(共同)
 迎撃されたミサイルの破片が落下した現場。集合住宅の窓ガラスが割れ、住人が片付けに追われていた=13日、キーウ(共同)
 【キーウ共同】ウクライナ軍のタルナフスキー司令官は13日、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地マリンカをロシア軍が完全に制圧したとの情報がロシア側から出ているとして「挑発だ」と否定した。マリンカでは「防衛が続いている」と主張した。通信アプリに投稿した。

 ロシアは州全体の制圧を目指し、マリンカで攻勢を強めている。英国防省は5日、ロシア軍が市街地をほぼ制圧したが、ウクライナ軍が町の西端を維持していると分析した。

 ウクライナのイエルマーク大統領府長官は13日未明にあった首都キーウ(キエフ)へのロシア軍の攻撃について、重要インフラを狙ったとの見方を通信アプリに投稿した。

(2023年12月14日 10時26分 更新)

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