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化石燃料からの移行を明示 COP28、排出ゼロへ文書案

 COP28で協議する交渉官ら=12日、アラブ首長国連邦のドバイ(ロイター=共同)
 COP28で協議する交渉官ら=12日、アラブ首長国連邦のドバイ(ロイター=共同)
 COP28で協議する交渉官ら=12日、アラブ首長国連邦のドバイ(ロイター=共同)
 COP28で協議する交渉官ら=12日、アラブ首長国連邦のドバイ(ロイター=共同)
 【ドバイ共同】国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の議長国アラブ首長国連邦(UAE)は13日、2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロを達成する手段として、化石燃料から移行することを盛り込んだ成果文書案を公表した。同日中に全体会合で採択を目指す。段階的削減の対象と名指ししてきた石炭に加え、石油や天然ガスを含めた全ての化石燃料を初めて標的とした。

 再生可能エネルギーなどの導入加速のほか、排出削減対策が取られていない石炭火力発電施設の段階的削減を加速することも手段として挙げた。

 文書案は、35年には19年比で60%削減が必要だとした。

(2023年12月13日 16時58分 更新)

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