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AI活用で排出削減10%可能 米グーグル分析、30年までに

 グーグルの看板(AP=共同)
 グーグルの看板(AP=共同)
 【ドバイ共同】米IT大手グーグルは6日までに、人工知能(AI)の技術を活用することで、世界の温室効果ガスの排出量を2030年までに最大10%削減できるとする報告書をまとめた。交通量や電力需要などの高精度な予測を通し、エネルギー効率を高められるという。

 グーグルの担当者がアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)での関連イベントに登壇。利用可能な「技術は既にある」と述べ、気候変動対策でAI導入促進を訴えた。

 報告書は米コンサルタント会社、ボストンコンサルティンググループと共同で発表した。

(2023年12月06日 16時55分 更新)

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