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児童に仲間思いやる大切さ訴え 車いす陸上選手 早島小で人権教室

松永選手兼監督(手前右)に競技用車いすの乗り方を教わる早島小4年生
松永選手兼監督(手前右)に競技用車いすの乗り方を教わる早島小4年生
 競技を通じて子どもたちが仲間を思いやる大切さを学ぶ「人権スポーツふれあい教室」(倉敷人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)が29日、岡山県早島町早島の早島小で開かれた。

 ともに車いす陸上のパラリンピアンで、実業団チーム・グロップサンセリテWORLD―AC(岡山市)の松永仁志選手兼監督と生馬知季選手が来校。4年生129人が参加した。

 北京からリオデジャネイロまで3大会連続でパラリンピック出場を果たした松永選手兼監督は「成長するスピードは一人一人違う」「『競い合ってくれてありがとう』という気持ちを持とう」などと呼びかけた。児童は競技用車いすの走行体験にも取り組んだ。

 女子(10)は「自分もいろんなことにチャレンジし、仲間と一緒に努力したい」と話した。

(2023年11月30日 15時44分 更新)

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