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ゼレンスキー氏の妻が会見 大統領「筆舌に尽くし難い重圧」

 外国メディアの取材に応じるウクライナのゼレンスキー大統領の妻オレナさん=27日、キーウ(Public Interest Journalism Lab提供・共同)
 外国メディアの取材に応じるウクライナのゼレンスキー大統領の妻オレナさん=27日、キーウ(Public Interest Journalism Lab提供・共同)
 【キーウ共同】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(45)の妻、オレナ・ゼレンスカさん(45)が27日、ロシアの侵攻を受ける戦時の指導者として「筆舌に尽くし難い重圧」にさらされている夫の激務や家族との関係について語った。首都キーウ(キエフ)の大統領府で共同通信などアジアの一部メディアと会見した。大統領が妻子と会うのは週1、2回だけだという。

 「彼(ゼレンスキー氏)は常にここ(大統領府)にいる」。オレナさんは多忙を極める大統領の日々をこう表現した。長女(19)、長男(10)と共に会う際には、家族のぬくもりを感じられるような話題を選ぶようにしていると語った。

 会見当日の27日に面会したと明かし、12月6日の「聖ニコラウスの日」に渡す子どもたちへのプレゼントを何にするか夫婦で相談したという。子どもの学校で起きたことなどを話して、ひとときであっても夫が普通の暮らしに戻る時間を確保するように心がけていると説明した。

 会見には共同通信のほか、韓国やタイなどアジア諸国のメディアが参加した。

(2023年11月29日 14時34分 更新)

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