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笠岡市 片山虎之助氏を名誉市民に 市議会に同意案提出へ

片山虎之助氏
片山虎之助氏
 笠岡市は28日、初代総務相などを務めた元参院議員の片山虎之助氏(88)=同市金浦出身=に名誉市民の称号を贈ると発表した。29日開会の定例市議会に同意案を提出する。

 片山氏は参院岡山選挙区で1989年に自民党公認で初当選。通算5期務め、総務相や同党参院幹事長などを歴任し、離党後は日本維新の会の共同代表も務めた。現職国会議員最高齢の重鎮として存在感を放ったが、病気により昨年7月の任期満了で引退した。

 来年2月に同市内で称号を贈る式典を開く予定。小林嘉文市長は記者会見で「歴代市長と交流があり、市の発展に多大な協力をいただいた」と述べた。

 これまでに、市出身の日本画家小野竹喬をはじめ、初代市長の故・小野博氏、電子部品製造ローム・ワコー名誉会長の吉岡洋介氏(90)ら8人が名誉市民となっている。

(2023年11月28日 18時00分 更新)

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