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城下町イメージ JR津山駅一新へ 24年夏完成予定、イコカも導入

リニューアルする津山駅の内装のイメージ図
リニューアルする津山駅の内装のイメージ図
 JR西日本岡山支社は27日、津山駅の内外装をリニューアルすると発表した。城下町をイメージしている駅前の広場との一体感醸成が狙いで、来年4月着工、同年夏に完成予定。ICカード乗車券・ICOCA(イコカ)も導入する。

 大きく変える内装は、入り口から改札口まで石畳を敷き、壁には木枠にガラスをはめ込んだ「おたふく窓」を配置する。岡山県北の観光情報などを発信するスペースをつくり、改札内には多目的トイレを新設する。なまこ壁を配したデザインの外装は塗り直す。

 津山駅は1923年に開業し、今年100周年を迎えた。駅舎は当時建てられたもので、改築、改装を重ねてきた。工事中も通常通り利用できる。

 イコカも来年夏の利用開始予定で、津山線では岡山、法界院駅に次いで3駅目。津山駅ではイコカの定期券は利用できない。

 記者会見した藤原乗将支社長は「モダンで洗練されたデザインになる。県外の方を気持ちよく迎え、県内の方には身近に感じてもらえる駅にしたい」と話した。

(2023年11月27日 18時46分 更新)

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