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4年ぶり 水島港まつり25日開催 よさこい演舞メインに内容一新

リニューアルした水島港まつりをPRするポスター
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4年ぶり 水島港まつり25日開催 よさこい演舞メインに内容一新
 倉敷市水島地区の商店街一帯を会場とする「水島港まつり」が25日、新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりに開催される。恒例の夏祭りとして親しまれてきたが、近年の猛暑などを理由に開催時期を変更。イベント内容も県内外のチームが集うよさこい演舞をメインに据えて一新し、水島の街を盛り上げる。

 水島港まつりは1956年からスタートし、地元商店街一帯を彩る七夕飾りが名物として定着していた。ただ、近年は猛暑に加え、飾り付けの担い手も不足。再開を機に飾りをなくし、イベントをリニューアルした。

 中四国を中心とする25チームが出場。水島東栄町駐車場▽水島商店街通り▽よさこい大通り▽八間川通り北▽同通り南―の5会場に分かれ、午前11時50分から午後5時50分まで演舞を繰り広げる。

 地元の小ざくら保育園(同市水島北幸町)の園児によるプレ演舞や、高知県の人気よさこいチーム「ほにや」と水島地区で結成した「ほにや倉敷」の共演もある。フィナーレは午後6時からよさこい大通りで行われ、全チーム総勢800人の総踊りで締めくくる。

 栄町商店街にキッチンカー、常盤町商店街に屋台が並び、おでんやライスバーガー、チョコバナナなどが販売される。

 岡浩二企画委員長(76)は「見るだけでなく、一緒に踊りに参加してまつりをこれまで以上に盛り上げてほしい」と話す。

 問い合わせは市水島支所産業課(086―446―1113)。

(2023年11月23日 13時26分 更新)

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