クリスマスや正月にちなんだ木工作品や古布の小物、陶芸品を並べた展示会が１７日、岡山県奈義町行方のクラフト工房「夢咲村」で始まった。１９日まで。

　工房を営む木工作家の藤原晴自さん（７４）、染色作家の妻美里さん（７５）、陶芸家の次女あかねさん（４６）が計２千点を出品。晴自さんはクリスマス向けにサンタクロースと雪だるまのオブジェなどを手がけた。正月用には来年の干支（えと）・辰をあしらった木製の絵馬と置物をそろえている。

　美里さんは鶴や青海波（せいがいは）といった日本の伝統的な柄の帯で正月の料理、飾りを置く敷布を制作。あかねさんはネコやフクロウ、花を描いたコップや花瓶、茶わんを並べている。

　美里さんは「冬を感じながら手仕事の温かみを感じてほしい」と話している。

　午前１０時～午後５時。問い合わせは夢咲村（０８６８―３６―２００３）。