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矢掛特産の自然薯 収穫本格化 19日に地元で販売イベント

笠原組合長(右)の畑で自然薯の出来具合を確認する組合員
笠原組合長(右)の畑で自然薯の出来具合を確認する組合員
 岡山県矢掛町内で特産の自然薯(じねんじょ)の収穫作業が本格化している。19日には販売イベント「自然薯祭り&収穫祭」が農業体験施設・水車の里フルーツトピア(同町東三成)で開かれる。

 町自然薯生産組合が35年ほど前から特産化を進め、現在は7戸が約30アールで栽培。夏の少雨が心配されたが品質に影響はなく、収量は例年並みの約1トンを目指す。14日から収穫作業が始まり、同町中の笠原和仁組合長の畑では組合員らが長さや色を確認した。

 イベントでは市価より安い1本1500円から3千円の特上品まで並べる。人気の自然薯お好み焼きも販売。地元農産品や飲食の出店、同施設のハンドメイドマルシェも同時開催する。

 矢掛産自然薯は代々種芋の改良を続けており、粘り強さと甘さが特長という。笠原組合長は「自信を持ってお薦めできる。ぜひ味わって」と話している。

 午前10時~午後2時。問い合わせは同フルーツトピア(0866―83―3423)。

(2023年11月17日 13時26分 更新)

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