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SDGs達成目指す事業者を支援 岡山市、7団体と「応援団」設立

応援団として協定書に署名する各企業・団体代表者
応援団として協定書に署名する各企業・団体代表者
 岡山市は16日、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す事業者を支援する「市SDGs推進パートナーズ応援団」を設立した。市内の金融機関や経済団体、NPO法人の7団体で構成し、セミナーの開催などで事業者の取り組みを後押しする。

 市は昨年12月、SDGsに積極的に取り組む事業者を登録し、活動を支援する制度を創設。登録事業者から専門家による支援を求める声があり、おかやま信用金庫、中国銀行、トマト銀行、三井住友海上火災保険、岡山経済同友会、岡山商工会議所、NPO法人・岡山NPOセンターでつくる応援団を設けた。

 市内で設立、協定締結式があり、大森雅夫市長と各企業・団体の代表者が、登録事業者への情報発信や支援に連携して取り組む協定書に署名。応援団は目標達成に向けた研修の開催やSDGs宣言策定の助言などを行う。

 大森市長は「設立を契機に具体的な動きが一つでも増えればうれしい」、中国銀行の加藤貞則頭取は「情報や新たな取り組みを積極的に伝えていきたい」と話した。

 事業者を支援する市の制度には第1期募集(昨年末~2月)で280事業者が登録。市は20日まで第2期の募集を受け付けている。

(2023年11月16日 16時50分 更新)

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