山陽新聞デジタル|さんデジ

倉敷市 米粉製粉受け付け一時停止 申し込み殺到 20日から予約制に

倉敷市役所
倉敷市役所
 倉敷市は13日から、米粉の製粉事業の受け付けを一時停止した。10月下旬から市民が持参した米を市役所本庁舎で製粉して渡していたが、申し込みが殺到。20日から1日15件までの予約制に変更し、再開する。

 同市は本庁舎敷地内に製粉機を設置し、先月24日から受け付けを開始。口コミやSNS(交流サイト)で評判が広がったこともあり、1日10件程度と想定した申請は20件前後の日が続き、1週間程度としていた引き渡しが遅れる見通しになったという。

 20日以降は市農林水産課(086―426―3425)に電話で予約する方式に変える。市は、小麦粉の価格高騰で関心が高まる米粉の利用促進を図り、来年3月末まで無料で製粉する方針。同課は「お待たせして心苦しい。皆さんがストレスなく利用できるよう、協力をお願いしたい」とする。

(2023年11月13日 16時44分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ