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花ござのラケットでスマッシュ 早島で卓球大会、岡山のペア連覇

優勝した枝広さん(右)、山本さんペア
優勝した枝広さん(右)、山本さんペア
 岡山県早島町伝統の花ござを貼ったラケットで卓球を行う「早島IGUSA花ござピンポン チャンピオン大会」(町教委主催)が11日、同町早島の早島中体育館で開かれた。県内43組86人が熱戦を展開し、自営業枝広一志さん(53)=岡山市南区=と会社員山本圭輔さん(34)=同市中区=のペアが2連覇を果たした。

 打面に凸凹のある花ござラケットは球に回転がかかりにくいため、初心者と経験者が一緒に楽しめるのが特徴。小学生から70代まで幅広い年代が出場し、ダブルス形式で予選リーグと決勝トーナメントで戦った。参加者は粘り強いラリーを展開し、鋭いスマッシュが決まると会場から歓声が上がった。

 優勝した2人は関西高OBでつくる卓球の社会人クラブで活動。「1球でも多く返そうと戦った。来年も出て3連覇したい」と笑顔を見せた。

 大会は町の魅力をPRしようと2018年に始まり5回目。

(2023年11月11日 18時05分 更新)

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