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300鉢出品 後楽園で菊花大会 大菊花壇や懸崖 観光客ら見入る

後楽園内で咲いている色とりどりの菊
後楽園内で咲いている色とりどりの菊
 秋恒例の「第66回岡山県後楽園菊花大会」(県、県菊花振興会主催)が岡山市の後楽園で開かれている。平年より気温の高い日が続いて咲き始めは遅かったものの、丹精込めて育てられた色とりどりの菊が咲き誇り、見頃を迎えている。12日まで。

 19人と1団体が約300鉢を出品。正門前では、白や黄色など大小さまざまな菊で富士山麓を表現した作品などの総合花壇(幅3・6メートル、高さ2・6メートル)が出迎える。12品種を組み合わせた「大菊花壇」や、枝葉が垂れ下がった「懸崖(けんがい)」もあり、観光客らが足を止めて見入っていた。

 兵庫県西宮市から夫婦で訪れた男性(71)は「菊で彩られた園内で、秋の気持ちよさを感じられた」と話した。

 入園料が必要。問い合わせは園事務所(086―272―1148)。

(2023年11月06日 06時43分 更新)

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