歳末に向けた商戦を盛り上げる恒例の大売り出し「備前岡山ええじゃないか２０２３　大誓文払い」（岡山市商店会連合会主催）が３日、同市中心部の表町、岡山駅前、奉還町の各商店街や商業施設で始まった。５日まで。

　表町商店街には２４５台のワゴンが並び、冬物衣料や日用品、雑貨、食品などを割安で販売。掘り出し物を求めて主婦や家族連れらが詰めかけた。友人と訪れた岡山市北区、会社員女性（２５）は「初めて来たがとても良い雰囲気。他の会場にも行きたい」と話していた。

　会期中、同商店街ではクレープやパフェ、ドーナツを扱うキッチンカー、韓国グルメが味わえる屋台が出店。岡山駅前商店街ではｅスポーツ体験会、奉還町商店街では岡山県内のクラフトビールが楽しめるフェス、百貨店やショッピングセンターではバルーンアートのパフォーマンスやフラワーアレンジメントの体験などもある。

　大誓文払いは１９８１年から開催し、４１回目。３日間で約１０万人の来場を見込んでいる。