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抹茶と茶器と和菓子、矢掛に集結 3日「大茶会」窯元による講演も

「やかげ大茶会」のチラシ
「やかげ大茶会」のチラシ
 抹茶と茶器と和菓子が矢掛に集結―。岡山県矢掛町中心部で3日、「やかげ大茶会」が開かれる。旧山陽道の歴史的町並みに合わせ、茶席や全国の老舗和菓子店が軒を連ね、窯元による講演会もある。

 茶席はやかげ郷土美術館(同町矢掛)で午前9時から午後1時まで。茶道裏千家淡交会笠岡支部がお点前を披露する。前売り券(千円)は矢掛ビジターセンター問屋(といや)(同所)で、当日券(1300円)は同美術館で販売。

 同美術館では、江戸時代から続く京都の伝統工芸「京焼・清水焼」の窯元・真葛(まくず)焼の茶道具を特別展示。午前10時半と午後2時から次期当主の宮川真一さんが「京焼の流れの中の真葛焼」と題し講演する。入館料が必要で午前9時から各回80人の整理券を配布する。

 2月に開かれ好評だった和菓子マルシェが午前9時から午後2時まで、やかげ町家交流館(同所)で“復活”。「日本三大菓子どころ」とされる京都、金沢、松江からも8店がお目見え。2月に30分で売り切れた多くの商品は販売数を増やす。矢掛町の銘菓や県内有名店の味も並ぶ。

 問い合わせは主催のやかげDMO(0866―83―0001)。

(2023年11月02日 10時25分 更新)

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