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杉田議員は差別発言謝罪を 新聞労連が声明

 自民党の杉田水脈衆院議員
 自民党の杉田水脈衆院議員
 新聞労連は1日、在日コリアンやアイヌ民族を巡る言動で札幌、大阪両法務局から人権侵犯と認定された自民党の杉田水脈衆院議員に対し、差別的な発言を撤回、謝罪し、議員辞職を求める声明を出した。杉田氏はユーチューブへの投稿動画で「私は差別をしていない」と言明している。

 声明は、人権侵犯の認定について「国会議員が多くの人を傷つける前代未聞の事態」と指摘。「過去の言動を正当化する振る舞いは常軌を逸している。差別の中で声を上げる人たちをおとしめる行為は悪質」と批判している。

 さらに杉田氏が総務政務官などに起用されてきた経歴を踏まえ、岸田政権や自民党の人権感覚が問われていると訴えた。

(2023年11月01日 17時27分 更新)

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