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中国軍機、B52に異常接近 南シナ海上空、米が批判

 【ワシントン共同】米インド太平洋軍は26日、中国軍の戦闘機「殲11」が南シナ海上空で現地時間24日に米軍のB52戦略爆撃機に異常接近したと発表した。夜間のため視界が限られる中、殲11がB52の下方や前方を飛び、3メートル以内に接近するなどした。米軍は動画を公開し「危険な行為だ」と批判した。

 中国軍機を巡っては、16日にも沖縄県・尖閣諸島周辺の上空でカナダの偵察機に異常接近する事案があった。米国防総省は2021年秋以降、中国軍機による東シナ海や南シナ海上空の国際空域での危険行為が急増し、180件以上が確認されたと明らかにしている。

(2023年10月27日 06時37分 更新)

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