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公明・山口代表「特例法改正を」 性別変更要件の違憲決定受け

 公明党の山口那津男代表は26日の党会合で、性同一性障害特例法に規定された性別変更を巡り、生殖能力をなくす要件を憲法違反とした最高裁決定を受け「立法府としては決定に従い、法改正しなければならない」と強調した。法改正の内容については「しっかり議論していく」と述べるにとどめた。裁判官15人全員一致の意見だったことを踏まえ「司法が立法府の営みに対し違憲判断を下すのは、よくよくのことだ」とも語った。

 特例法は議員立法で成立し、2004年に施行された。所管する法務省は法改正について「議員と政府のどちらが対応するかは今後の論点になる」として、改正の見通しは示していない。

(2023年10月26日 11時12分 更新)

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