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自分らしく生きられる社会実現を 岡山でLGBTQの人らパレード

JR岡山駅前などを行進し、性的少数者らが自分らしく生きられる社会への理解を呼びかけたパレード
JR岡山駅前などを行進し、性的少数者らが自分らしく生きられる社会への理解を呼びかけたパレード
 LGBTQ(性的少数者)をはじめ、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を訴えるパレードが22日、岡山市中心部で繰り広げられた。「岡山レインボーフェスタ」のメイン行事で、岡山県内外から参加した約330人が通行人らに理解を呼びかけた。

 フェスタ会場の下石井公園(同市北区幸町)を出発し、JR岡山駅や市役所前などを通る2・8キロのコース。当事者や地元高校生らが多様性を象徴する虹色の旗やメッセージボードを高く掲げ、沿道に向けて笑顔で手を振りながら行進した。

 主催した当事者団体「ももにじ岡山」の共同代表で総社市出身の浅沼智也さん(34)=東京=は「参加者だけでなく、見ている人から声をかけられる機会も増え、理解の広がりを感じた。誰もが住みやすい岡山にしたい」と話していた。

 イベントは2021年から始まり3回目。同様のパレードは全国各地で行われている。

(2023年10月22日 20時27分 更新)

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