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おいしいもの、人つながる場に 岡山で29日初のマーケット

ハレマを企画した打谷さん(左)と平野さん
ハレマを企画した打谷さん(左)と平野さん
 岡山市中心部のハレまち通り(旧県庁通り)沿いに生産者や飲食店が集うマーケット「ハレマ」が29日、初めて開かれる。おいしいものや人がつながる新たな場を創出しようと、近隣の事業者らが企画した。

 フレッシュジュース販売「マルゴデリ田町店」(同市北区田町)北側の駐車場(同平和町)が会場。岡山、瀬戸内、赤磐市などから、米や野菜、ブドウ、ハーブなどの生産者と、イタリアンやワインショップといった店舗が参加する。自然に近い状態で育てた産品やそれらを使った料理を販売する予定。

 通り沿いでパン店を経営する打谷直樹さん(43)、マルゴデリ代表の平野裕治さん(46)らでつくる協議会と岡山市が、生産者が飲食店と知り合い、消費者に農産物をアピールする機会や通りのにぎわいをつくろうと開催することにした。イベント名は通りの名前や「晴れの街のマーケット」から名付けた。

 協議会代表も務める打谷さんは「生産者とコミュニケーションを取ったり、料理人から食べ方のヒントをもらったりして情報交換ができる街中の市場のような場所を目指したい」と話している。

 今後も継続して開催する計画。午前11時~午後4時。小雨決行。詳細はハレマのインスタグラム(harema.okayama)。

(2023年10月22日 08時29分 更新)

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