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ススキ 朝日にきらめく 真庭で見頃 深まる秋に彩り

朝日にきらめくススキと眼下の雲海が“共演”し、幻想的な風景を生む蒜山高原=17日午前6時21分
朝日にきらめくススキと眼下の雲海が“共演”し、幻想的な風景を生む蒜山高原=17日午前6時21分
 真庭市の蒜山高原で、ススキが見頃を迎えた。しなやかになびく穂が陽光に優しくきらめき、深まりゆく秋に彩りを添えている。

 鳥取県境に位置する標高約870メートルの鬼女台(きめんだい)展望休憩所(同市蒜山下徳山)では、約200メートルの遊歩道や展望デッキ周辺に2メートルほどに伸びたススキが群生する。

 17日午前6時ごろ、デッキから見下ろす高原は雲海に包まれた。休憩所につながる路上の気温計は7度。ひんやりと澄み切った空気の中、オレンジ色の朝焼けがススキの穂と雲海を照らし、幻想的な風景を生み出した。

 蒜山観光協会によると、ススキは今月いっぱいまで見頃という。

(2023年10月17日 18時52分 更新)

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