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アフガン再び地震2人死亡 M6・3、百人超けが

 アフガニスタン西部を襲った地震で、がれきの上を歩く女性と子どもら=15日(セーブ・ザ・チルドレン提供・AP=共同)
 アフガニスタン西部を襲った地震で、がれきの上を歩く女性と子どもら=15日(セーブ・ザ・チルドレン提供・AP=共同)
 【カブール共同】米地質調査所(USGS)によると、アフガニスタン西部ヘラート州で15日午前8時6分(日本時間同日午後0時36分)ごろ、マグニチュード(M)6・3の地震があった。イスラム主義組織タリバン暫定政権によると、2人が死亡、125人がけがをした。7日にM6・3の地震が2回発生し、多数が死亡したのと同じ地域が被災した。

 震源は州都ヘラートの北北西約30キロ、深さは約6キロ。この地震の約20分後には同じ地域でM5・4の揺れなどが複数回続いた。周辺は日干しれんがや泥でできた家屋が一般的で、既に多くが倒壊している。避難した人々は仮設テントや屋外に寝泊まりしている。

 暫定政権は当初、7日の地震の死者を2445人と説明していたが、13日に「千人を上回る人数」に修正した。11日にもM6・3の地震があり、3人が死亡した。

(2023年10月15日 23時17分 更新)

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