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備前焼まつり開幕 3.5万人散策 食器や酒器、花器 2割引きで販売

品定めする陶芸ファンらでにぎわう備前焼まつり=備前市伊部
品定めする陶芸ファンらでにぎわう備前焼まつり=備前市伊部
歩行者天国となったJR伊部駅前の通りに押し寄せた来場者。「何を買おうか」と思いを巡らせ、店へと急ぐ
歩行者天国となったJR伊部駅前の通りに押し寄せた来場者。「何を買おうか」と思いを巡らせ、店へと急ぐ
作家らの作品を集めた伝統産業会館の展示即売場。個性を感じさせる品々に目を奪われる
作家らの作品を集めた伝統産業会館の展示即売場。個性を感じさせる品々に目を奪われる
店舗の人と会話の花を咲かせるのもまつりの醍醐味(だいごみ)だ
店舗の人と会話の花を咲かせるのもまつりの醍醐味(だいごみ)だ
明るい笑顔を見せて来場者と触れ合った備前焼小町の2人
明るい笑顔を見せて来場者と触れ合った備前焼小町の2人
主催者らが開会式でテープカットして、まつりの開幕を祝った
主催者らが開会式でテープカットして、まつりの開幕を祝った
備前焼と同様、釉薬(ゆうやく)を使用しない焼き締めの美しさを持つ珠洲焼。展示販売され、来場者が買い求めた
備前焼と同様、釉薬(ゆうやく)を使用しない焼き締めの美しさを持つ珠洲焼。展示販売され、来場者が買い求めた
飲食店などのテントが並び、地元の食やスイーツの魅力も届けた初の「備前まるごとマルシェ」
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電動ろくろを使って土ひねりに挑戦する子ども。気分は新進気鋭の作家さん!?
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通りを散策しながら品定めを楽しむ来場者
通りを散策しながら品定めを楽しむ来場者
 伝統的産地・六古窯に数えられる備前焼の魅力を発信する「第39回備前焼まつり」(実行委主催、山陽新聞社など共催)が14日、備前市伊部のJR伊部駅前一帯を会場に開幕した。初日は岡山県内外から約3万5千人(主催者発表)が訪れ、土と炎が生み出す工芸に浸った。15日まで。

 窯元やギャラリーが立ち並ぶ通りは歩行者天国となり、食器や酒器、花器を中心に通常の2割引きで販売。来場者は散策しながら、好みの逸品との出合いを求めて色や形、手触りを確かめていた。

 日々の暮らしで愛用しているという女性(72)=高梁市=は「自然の土を生かした色合いが魅力。一つ一つ手に取ってお気に入りを選ぶのが楽しい」と話した。

(2023年10月14日 20時11分 更新)

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