山陽新聞デジタル|さんデジ

大栄翔「ゼロからの気持ち」 大関再挑戦、秋巡業で稽古

 ぶつかり稽古をする大栄翔(左)。右は貴景勝=埼玉県秩父市
 ぶつかり稽古をする大栄翔(左)。右は貴景勝=埼玉県秩父市
 大相撲の秋巡業は11日、埼玉県秩父市で行われ、九州場所(11月12日初日・福岡国際センター)で大関昇進に再挑戦する関脇大栄翔が「(可能性は)なくなったと思って、ゼロからの気持ちで一日一番やっていく」と意気込みを語った。

 この日の朝稽古では幕内明生らと7番取り、得意の突き、押しを披露。ぶつかり稽古では大関貴景勝の胸を借りた。「自分の相撲を取り切るのが一番だが、高い目標を掲げた方が良い」と来場所でも優勝を狙う姿勢に変わりはないという。

 今年は5場所で計51勝を挙げ、1場所を残して年間最多勝争いで首位。2度目の賜杯に初の栄誉も実現させれば昇進ムードが高まりそうだ。

(2023年10月11日 16時22分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ