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特殊詐欺防止 電話録音機役立てて JA共済連岡山 県防犯協会に贈る

島村専務理事(右)に電話録音機を披露する青江会長
島村専務理事(右)に電話録音機を披露する青江会長
 特殊詐欺被害防止に役立ててもらおうと、JA共済連岡山(岡山市北区磨屋町)は10日、岡山県防犯協会(同内山下)に電話録音機100台を寄贈した。県内各地の防犯連合会を通じて高齢者に届けられる。

 県警本部で贈呈式があり、JA共済連岡山の青江伯夫運営委員会長が「被害の多さに驚いている。犯罪の抑止に役立てて」と、同協会の島村裕史専務理事に目録を手渡した。

 県警によると、今年8月末現在の県内の特殊詐欺被害は122件(前年同期比15件増)、2億8080万円(同5040万円増)。うち約7割が固定電話への電話をきっかけに被害に遭っていたという。

 JA共済連岡山は2018年から毎年、電話録音機を寄贈しており、今回で430台となった。

(2023年10月10日 12時28分 更新)

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