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車いすロード 選手集い健闘誓う 吉備中央で開会式、彬子さま激励

開会式後のレセプションで佐藤選手(右)らと交流される彬子さま(中央)
開会式後のレセプションで佐藤選手(右)らと交流される彬子さま(中央)
 車いすと一般のランナーが秋の吉備高原都市を駆け抜ける「第35回岡山吉備高原車いすふれあいロードレース」(大会組織委主催、山陽新聞社共催)の開会式が7日、岡山県吉備中央町吉川の国立吉備青少年自然の家で開かれ、選手たちが8日の本番に向け、健闘を誓い合った。

 選手や役員ら約190人が出席。岡崎彬大会組織委会長のあいさつに続き、大会の発展に情熱を注いだ故三笠宮寛仁さまの長女彬子さまが「練習の成果を発揮され、たくさんの方と交流を深められることを祈っています」と激励された。

 選手を代表して車いす3キロの藤森啓文さん(45)=同所、一般3キロ女子小学生以下に出場する同町立吉備高原小5年北川桜空さん(11)が「一緒にゴールを目指し、力強く走ります」と宣誓した。

 式後のレセプションでは、佐藤友祈選手(34)=岡山市、モリサワ=ら招待選手が意気込みを披露し、彬子さまとも歓談した。

 車いす、一般ともハーフマラソン、10キロ、3キロの3種目があり、1355人(車いす43人、一般1312人)がエントリー。障害の程度や年齢別で競う。午前9時55分の車いす3キロから順次スタートする。

(2023年10月07日 21時49分 更新)

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