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尾道の各地舞台 28日から音楽祭 国内外50人出演 経費一部をCF

昨年開催した「しまなみ海道・秋の音楽休暇村」での演奏
昨年開催した「しまなみ海道・秋の音楽休暇村」での演奏
「しまなみ海道・秋の音楽休暇村」のチラシ
「しまなみ海道・秋の音楽休暇村」のチラシ
 国内外の演奏家らによる音楽祭「しまなみ海道・秋の音楽休暇村」が10月28日~11月5日、尾道市内の各地で開かれる。造船所や寺なども舞台に多種多様なコンサートを繰り広げる企画で、大会経費の一部をクラウドファンディング(CF)で募る。

 尾道とパリで活動するバイオリニストの小島燎(りょう)さん(30)が代表を務める「コジマ・ムジカ・コレギア」の主催。演奏家や芸術家ら約50人が出演する。書道パフォーマンスを交えながらクラシックを演奏する浄泉寺(同市西久保町)での「テンプル・コンサート」(29日)、造船会社・三和ドック(同市因島重井町)でのピアノとバイオリンの公演「名曲と絶景とワインと」(3日)といった演奏会のほか、ベル・カントホール(同市瀬戸田町瀬戸田)の前庭広場でのマルシェ(4、5日)といったイベントもある。

 音楽祭は文化芸術を身近に感じてもらおうと2020年から開催し、今年が4回目。CFの実施は初めてで、山陽新聞社や中国銀行が運営するサービス「晴れ!フレ!岡山」を利用して11月7日まで経費の一部を募る。目標額は150万円。返礼品には小島さんによるバイオリンのオンラインレッスンなどを用意した。

 小島さんは「普段コンサートが行われないような尾道の日常風景の中で行うこだわりのプログラムを楽しんで」としている。

 チケット価格は会場により異なり、一般2千~7千円など。音楽祭の公式サイトから購入できる。問い合わせはコジマ・ムジカ・コレギア事務局(080―1944―2388)。CFの詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/120896-shimanami)。

(2023年10月01日 16時06分 更新)

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