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秋の風情漂う力作 愛好者ら堪能 岡山で市いけばな展開幕

秋の風情が漂う作品を観賞する来場者
秋の風情が漂う作品を観賞する来場者
 第71回岡山市いけばな展(市華道文化連盟など主催)が27日、北区表町の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で始まった。秋の風情を漂わす力作の数々が愛好家らを楽しませている。10月2日まで。

 池坊や専敬流、小原流など市内で活動する10流派の指導者と生徒計約300人が、期間を分けて1点ずつ出品する。

 初日は約100点が展示された。ツルウメモドキと鮮やかな赤く色づいたグロリオサを組み合わせた作品は、高さ2メートルに届きそうな大作。ワレモコウや紫のリンドウなど色鮮やかな季節の花を中心にした作品が並び、訪れた人が足を止めて観賞している。

 南区の会社員(53)は「秋を意識した作品や個性的な作品が多く華やかだった」と話した。作品は2、3日ごとに入れ替える。入場料200円。小学生以下無料。

(2023年09月27日 17時19分 更新)

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