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住民投票10月4日請求へ 川内原発運転延長巡り

 記者会見する「川内原発20年延長を問う県民投票の会」の向原祥隆事務局長=26日午前、鹿児島市役所
 記者会見する「川内原発20年延長を問う県民投票の会」の向原祥隆事務局長=26日午前、鹿児島市役所
 運転開始から40年が近づく九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を巡り、運転延長の賛否を問う全県住民投票の実施を県に求める署名が法定数を上回ったと、収集した住民団体「川内原発20年延長を問う県民投票の会」が26日、明らかにした。原発の運転延長に関する全国初の住民投票実施に向け、10月4日にも知事に条例制定を請求するという。

 同団体は、6~7月に法定数の約2万6500人分を大きく上回る約5万人分を集めた。選挙管理委員会の精査の結果、不鮮明な署名や重複などを除き、約4万6千人分が有効と認められた。

(2023年09月26日 11時18分 更新)

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