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ロシア勢の「中立」出場を批判 東京五輪王者のベレニュク

 レスリングの世界選手権で男子グレコローマン87キロ級3位決定戦に臨むウクライナのジャン・ベレニュク=24日、ベオグラード(共同)
 レスリングの世界選手権で男子グレコローマン87キロ級3位決定戦に臨むウクライナのジャン・ベレニュク=24日、ベオグラード(共同)
 【ベオグラード共同】東京五輪でウクライナ勢唯一の金メダルを獲得したレスリング男子グレコローマンスタイル87キロ級のジャン・ベレニュクが24日、ベオグラードで開催された世界選手権にロシアとベラルーシ勢が個人の中立選手(AIN)として出場したことを批判した。

 国会議員も務めるベレニュクはロシアの侵攻が続く状況で「政治とスポーツが分離されるべきだというのは分かっているが、ウクライナ市民は毎日、ロシアの爆撃で亡くなっている。彼らの自由や未来を考えたことはあるのか」と訴えた。ロシア、ベラルーシ勢は昨年大会は除外された。AINとしながらも、プーチン氏に同調している選手がいると主張した。

(2023年09月25日 18時30分 更新)

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