山陽新聞デジタル|さんデジ

秋の交通安全県民運動スタート 岡山県庁で出発式 各地で啓発

パトロールに出発する県警の白バイ隊隊員ら
パトロールに出発する県警の白バイ隊隊員ら
県庁前で行われた出発式
県庁前で行われた出発式
 岡山県内で21日、秋の交通安全県民運動が始まり、県や県警などは県庁で出発式を開いた。4月から全年齢で努力義務となった自転車のヘルメット着用や横断歩道での歩行者優先の徹底、運転中のスマートフォン使用禁止などに重点を置き、各地で啓発活動や取り締まりを実施する。

 県交通安全対策協議会などの関係者ら約50人が出席した。伊原木隆太知事が「一瞬の油断で命を落とすのが交通事故の怖さ。家庭や職場、地域で意識を高め、安全な岡山県にしていこう」とあいさつ。白バイ6台と、交通安全広報大使を委嘱された大学生らの自転車隊が市街地に向けて出発した。

 発光ダイオード(LED)のライトや夜光たすきといった啓発グッズが、県自動車整備振興会など6団体から同協議会に贈られた。

 県警によると、今年の人身事故は20日現在、3151件(前年同期比319件増)。死者は32人(同19人減)で、用水路への転落やガードレールへの衝突といった単独事故が目立つという。

(2023年09月21日 12時55分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ