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1章丸ごと削除は検閲ではなく自主規制だった。作家の不満から異例の再刊、記憶遺産目指す大田洋子『屍の街』(中)

 「世界の記憶」(世界記憶遺産)への登録を目指す大田洋子の原爆文学『屍の街』(しかばねのまち)は、被爆からわずか3カ月後の1945年11月に脱稿している。だが、原稿は中央公論社から送り返されてしまう。...
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(2023年09月20日 11時32分 更新)

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