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論語通じ中国の小学生と友だちに 矢掛・山田小児童オンライン交流

思言小と論語でオンライン交流する山田小6年生
思言小と論語でオンライン交流する山田小6年生
 岡山県矢掛町里山田の山田小6年生19人は14日、中国・上海市の思言小4、5年生と、儒教の祖・孔子らの言行をまとめた中国の古典「論語」を通じたオンライン交流会に臨んだ。

 山田小の児童たちは「己の欲せざる所、人に施すなかれ(人からされたくないことは自分もしない)」など3句を読み上げ、英語で意味を発表。思言小は論語の思想を日々の言動に生かしていると説明した。

 ほかにも山田小には校内に茶畑があり、茶摘み祭りを開いているといった紹介を行い、親睦を深めた。児童(12)は「国や言葉が違っても、論語を通して友だちになれた。また交流したい」と話した。

 同小は本年度から論語学習に取り組んでいる。思言小は孔子の弟子にゆかりがある地域に位置することなどから、会が実現した。

(2023年09月20日 15時49分 更新)

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