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全国植樹祭へカウントダウン 岡山県庁などにボードお目見え

県庁でお披露目されたカウントダウンボード
県庁でお披露目されたカウントダウンボード
 2024年5月に岡山県内で開かれる「第74回全国植樹祭」までの残り日数を刻むカウントダウンボードが19日、県庁と岡山市役所にお目見えした。県や同市などでつくる植樹祭実行委が開催機運を高めようと設置した。

 ボードは岡山工業高(岡山市)生徒が2種類を制作。県土をかたどった作品(高さ150センチ、横106センチ)を県庁1階の県民室に、桃の顔出しパネルに日数表示を取り付けた作品(高さ110センチ、横71センチ)を岡山市役所1階の玄関ホールに設置した。いずれも昨年12月にあったデザイン審査会でそれぞれ最優秀賞に選ばれ、放課後などを利用して作った。

 県庁であった除幕式には伊原木隆太知事と大森雅夫岡山市長、同高の生徒らが出席。当日まで「250日」と表示されたボードがお披露目された。桃のパネルの制作に関わった同高デザイン科3年の加藤花優さん(17)は「一目で岡山と分かるデザインにした。写真を撮って楽しんでほしい」と話した。

 全国植樹祭は天皇・皇后両陛下が臨席される「四大行幸啓(ぎょうこうけい)」の一つ。県内では1967年以来2回目の開催となる。

(2023年09月19日 16時48分 更新)

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