山陽新聞デジタル|さんデジ

ウクライナ「危機遺産」保護へ 日本など5カ国、連帯訴え

 ウクライナの首都キーウにある「聖ソフィア大聖堂」=8月(共同)
 ウクライナの首都キーウにある「聖ソフィア大聖堂」=8月(共同)
 【パリ共同】サウジアラビア・リヤドで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は15日、ウクライナの2カ所の文化遺産について、存続が危ぶまれる「危機遺産」に指定した。日本など5カ国は「遺産保護はグローバルな責任だ」と述べ、国際社会に連帯を呼びかけた。

 2カ所はウクライナ首都キーウ(キエフ)の「聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群」と西部リビウの歴史地区。ベルギーは15日の委員会で、日本やイタリアなど5カ国を代表して発言。「ウクライナの世界遺産保護はウクライナだけでなく、グローバルな責任だ」と強調した。

(2023年09月16日 17時43分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ