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前線の影響、局地的な大雨に 東海道新幹線一時運転見合わせ

 大雨の影響で増水した長崎県松浦市の志佐川のライブカメラ映像=15日午前(国交省提供)
 大雨の影響で増水した長崎県松浦市の志佐川のライブカメラ映像=15日午前(国交省提供)
 停滞する前線に暖かく湿った空気が流入して大気の状態が不安定となった影響で、15日は日本海側を中心に局地的な大雨となった。午前には長崎県北部に線状降水帯が発生。午後は関東甲信でも雨は強まり、東海道新幹線が一部区間で一時運転見合わせとなった。

 気象庁によると、長崎県平戸市で1時間に85・5ミリの猛烈な雨が降った。佐賀県唐津市、山梨県甲州市でも60ミリを超える非常に激しい雨を観測。東京都練馬区でも37・5ミリの激しい雨が降った。

 JR東海によると15日午後5時半ごろ、神奈川県大和市に設置した雨量計が規制値に達し、東海道新幹線の新横浜―小田原間で運転を見合わせた。約1時間後の午後6時25分に再開。見合わせの影響で、直通する山陽新幹線の上下線でも遅れが生じた。

 空の便にも影響が出た。国土交通省によると、雷の影響で、羽田空港を発着する48便が欠航した。

(2023年09月15日 20時29分 更新)

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