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モルディブで大統領選 親インド外交継続が焦点

 【バンコク共同】インド洋の島国モルディブで9日、大統領選が行われた。8人が立候補し、親インド外交と民主化を進めるソーリフ大統領と、中国寄りで脱インドを訴えるヤミーン前大統領が支援するムイズ氏の事実上の一騎打ち。即日開票され、過半数を獲得した候補がいなければ上位2人による決選投票となる。

 日本でもリゾート地として人気のモルディブは、中東からアジアへのシーレーン(海上交通路)に位置する。現職が負ければ、海洋進出を続ける中国の影響力が強まる恐れがあり、日米印などが注視する。

 地元メディアによると8人の立候補は、2008年に複数政党制を定めた新憲法下で最多。

(2023年09月09日 12時24分 更新)

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