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モロッコ中部で地震296人死亡 M6・8、世界遺産旧市街で倒壊

 地震後に路上に避難する人たち=9日、モロッコ・カサブランカ(ロイター=共同)
 地震後に路上に避難する人たち=9日、モロッコ・カサブランカ(ロイター=共同)
 モロッコ中部マラケシュで、地震により損傷した車=9日(Al Oula TV提供・ロイター=共同)
 モロッコ中部マラケシュで、地震により損傷した車=9日(Al Oula TV提供・ロイター=共同)
 モロッコ中部の地震を受け、路上に避難する人たち=9日、カサブランカ(ロイター=共同)
 モロッコ中部の地震を受け、路上に避難する人たち=9日、カサブランカ(ロイター=共同)
 【カイロ共同】米地質調査所(USGS)によると、モロッコ中部で8日午後11時11分(日本時間9日午前7時11分)ごろ、マグニチュード(M)6・8の地震があった。AP通信はモロッコ内務省の情報として少なくとも296人が死亡したと伝えた。犠牲者はさらに増える恐れもある。

 負傷者は少なくとも153人に上る。死者の多くは山間部の救助の手が届きにくい地域にいるという。

 現地メディアなどによると、震源から約70キロ北東の中部マラケシュでは世界遺産に登録されている旧市街で建物が倒壊したり、モスク(イスラム教礼拝所)の塔が崩れたりしたとの情報もある。USGSによると震源の深さは18・5キロ。

(2023年09月09日 12時35分 更新)

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