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万博の海外館、1カ国が自前断念 建設遅れ、協会代行に移行

 2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設が遅れている問題で、参加国・地域のうち1カ国が自前で建設する当初方針を断念し、日本国際博覧会協会による代行を受け入れると正式に回答したことが分かった。協会幹部が8日、明らかにした。国名は非公表で、建設代行にこれまで関心を示した5カ国のうちの一つとしている。

 万博に参加を予定するうち、独創的なデザインのパビリオンを建てる「タイプA」の希望は56カ国・地域に上る。協会は開幕までに会場整備を間に合わせるため、遅れの目立つ国に対し、デザインを簡素化して協会が建設を代行する「タイプX」に移行する案を提示し、8月末をめどに回答を求めていた。

(2023年09月08日 17時26分 更新)

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