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自公、東京の選挙協力が復活 関係修復へ合意文書署名

 党首会談で文書に署名した(左から)公明党の石井幹事長、山口代表と岸田首相、自民党の茂木幹事長=4日午後、国会
 党首会談で文書に署名した(左から)公明党の石井幹事長、山口代表と岸田首相、自民党の茂木幹事長=4日午後、国会
 岸田文雄首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は4日、国会内で会談した。次期衆院選の相互推薦対象から外れていた東京都で両党の選挙協力を復活させることで正式合意し、文書に署名した。衆院解散・総選挙に向け、東京の候補者調整を巡り悪化した関係の修復を図る。同席した自民の茂木敏充幹事長は「言い過ぎや行き違いがあった。他の地域よりも遅くなったことを遺憾に思う」と述べた。

 合意文書によると、次期衆院選の東京の小選挙区で、自民は29区(荒川区、足立区西部)の公明候補を推薦。公明は残る選挙区の中で、協力体制が整ったところから自民候補を推薦する。

(2023年09月04日 18時17分 更新)

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