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県内コロナ病床使用率38.8% 直近1週間、依然高水準で推移

 岡山県は1日、直近1週間(21~27日)の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。感染者数が減少に転じたこともあって、医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率は38・8%と前週(14~20日、39・7%)からわずかに改善。ただ、依然として4割近い高水準で推移している。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は1機関当たり14・30人(前週15・87人)と2週ぶりに減少。各種指標では病床使用率に加え、入院者数も342人(同347人)と微減した一方、重症者用の病床使用率は29・2%(同25・0%)に悪化した。

 病床使用率は5類移行前の分類でレベル2(感染拡大初期)の目安だった30%を4週連続で超えており、県は引き続き動向を注視する。県保健医療部は「子どもたちの夏休みが終わり、動きが活発化して感染リスクが高まる。基本的な対策を心がけてほしい」としている。

(2023年09月01日 16時52分 更新)

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