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スト決行、静まる西武池袋本店 「応援したい」支持の声も

 ストライキによる臨時閉館を知らせる西武池袋本店の張り紙=31日午前、東京都豊島区
 ストライキによる臨時閉館を知らせる西武池袋本店の張り紙=31日午前、東京都豊島区
 「応援したい」「労働者あってこその店だ」。百貨店そごう・西武の売却を巡り、労働組合が31日にストライキを実施した東京都豊島区の西武池袋本店。朝から強い日差しが照り付け、通勤客らでにぎわう中で、シャッターは開かなかった。何枚も貼られた臨時閉館の紙を物珍しそうに撮影する人も多く、ストへの理解を示す声も上がった。

 午前9時ごろから店の前には支援者らが集まり、プラカードを掲げ「共に闘いましょう」と訴えるビラを配った。

 同店を長年愛用してきた練馬区の奥山信義さん(72)は「労働者があって店がある。会社がはっきり今後のことを説明しない以上、不安な気持ちは理解できる」とおもんばかった。

(2023年08月31日 13時09分 更新)

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