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IS共鳴の男が米南部越境手助け ウズベキスタン人、FBIが捜査

 【ワシントン共同】米CNNテレビは29日、過激派組織「イスラム国」(IS)に共鳴する越境請負業者の男の手助けで、ウズベキスタン人の移民グループが今年、メキシコとの南部国境から米国に入国し、連邦捜査局(FBI)が捜査していると報じた。

 男はISのメンバーではないとみられ、米国でのテロ計画は確認されていない。だが国境に殺到する移民希望者に紛れてテロリストが入国する懸念が改めて浮き彫りになり、野党共和党は政権批判を強めそうだ。

 CNNによると、全員の所在は突き止めておらず、15人以上がFBIの監視下に置かれている。南部国境には7月だけで18万人以上の移民希望者が到達している。

(2023年08月30日 06時43分 更新)

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