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横綱照ノ富士、稽古開始も慎重 先場所休場、腰痛は治らず

 秋場所に向けた稽古を開始した横綱照ノ富士=29日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋
 秋場所に向けた稽古を開始した横綱照ノ富士=29日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋
 腰痛で先場所を途中休場した大相撲の横綱照ノ富士が29日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で秋場所(9月10日初日・両国国技館)に向けた稽古を開始した。28日には腰に痛み止めの注射を打ったとし「痛みは和らいだが、治ったわけではない。その日、その日で状態を見ながらやっていく」と慎重な口調だった。

 四股やスクワットで下半身を鍛えてたっぷりと汗を流し、仕上げに立ち合いの確認を行った。威力は感じさせながら腰を気にするしぐさも見せ、相撲を取る稽古の再開時期は「分からない」と述べるにとどめた。

 「膝は手術してからスムーズに動くようになり、良くなったのかなと思う。あとは腰だけだ」と現状を説明した。

(2023年08月29日 17時20分 更新)

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