経団連の十倉雅和会長は28日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を受け、中国が日本水産物の輸入を全面的に停止をしたことに懸念を示した。北海道経済連合会との会合後に札幌市内で記者会見し「日本にとって中国は水産物の最大の輸出先だ。影響は大きく、非常に憂慮している」と述べた。
十倉氏は「経済界として(安全性を)発信する」と強調。中国からのインバウンド(訪日客)需要の増加が見込まれる中、海洋放出を機に日中関係が悪化しないようにすることが重要だとした。
会合には経団連と道経連の約180人が参加。脱炭素やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などを議論した。
十倉氏は「経済界として(安全性を)発信する」と強調。中国からのインバウンド(訪日客)需要の増加が見込まれる中、海洋放出を機に日中関係が悪化しないようにすることが重要だとした。
会合には経団連と道経連の約180人が参加。脱炭素やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などを議論した。
(2023年08月28日 19時48分 更新)