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「岡山で就職を」50社PR 県などが就活フェス

大学生らが企業担当者との面接に臨んだ「おかやま就活フェス」
大学生らが企業担当者との面接に臨んだ「おかやま就活フェス」
 大学生らにUターンを含めて岡山県内での就職を促す「おかやま就活フェス」が28日、岡山市内で開かれ、来春卒業予定の学生ら約60人が企業の担当者との面接に臨んだ。

 県内に本社や事業所を置く製造、建設、小売業など約50社がブースを開設。訪れた学生らが事業内容や待遇、やりがいについて説明を聞き、熱心に質問していた。岡山市出身で高知大4年の男子学生(21)は「慣れ親しんだ地元で就職したい。直接話を聞き、インターネットでは分からなかった情報を得られた」と話した。

 採用を巡っては学生優位の「売り手市場」が続いており、井原市の自動車部品メーカーの担当者は「コロナ禍で落ち込んでいた車の生産が回復し、人手確保は急務。多くの学生にPRできる良い機会となった」と語った。

 県や県教委、岡山労働局などでつくる「おかやま新卒者等人材確保推進本部」が主催した。オンラインでも同時開催した。

(2023年08月28日 16時37分 更新)

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