山陽新聞デジタル|さんデジ

「高齢者医療センター」完成祝う 岡山に川崎学園、9月診療開始

開院式であいさつする川﨑理事長
開院式であいさつする川﨑理事長
9月1日から診療を開始する「川崎医科大高齢者医療センター」
9月1日から診療を開始する「川崎医科大高齢者医療センター」
 学校法人川崎学園(倉敷市松島)が創立50周年記念事業の一環で整備した「川崎医科大高齢者医療センター」(岡山市北区中山下)の開院式が26日、同センターで開かれ、出席者が新病院の完成を祝った。9月1日から診療を開始する。

 岡山県内外の医療福祉関係者ら約60人が出席した。同学園の川﨑誠治理事長が「高齢の患者さんが住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう支援していく」とあいさつ。テープカット後、出席者は同センター内を見学した。

 旧川崎病院跡地に建設された同センターは、鉄骨5階延べ約6700平方メートル。病床数は102で医師や看護師ら約100人で運営する。複数の疾患を持つ患者に対応する「老年症候群外来」や認知症を診る「もの忘れ外来」を設けるほか、リハビリや退院支援を行う地域包括ケア病棟では介護者のレスパイト(休息)を目的とした短期入院を受け入れる。

 27日午後1時~4時に一般向け見学会(無料)を開く。予約不要。問い合わせは同センター(086―225―2112)。

(2023年08月26日 17時46分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ