岡山、倉敷、笠岡市など岡山県内８市町の公立小中高校、義務教育学校など１４４校で２５日、２学期の始業式が行われた。児童生徒は夏休みの思い出を振り返り、新たな目標を胸に新学期のスタートを切った。

　倉敷市連島町連島の旭丘小では体育館で式があり、全校児童約３３０人が出席。妹尾朋広校長は、甲子園３勝を目標に掲げて実現したおかやま山陽高野球部を引き合いに「皆さんも今の自分を超えるために目標を立て、それに向かって前進しよう」と呼びかけた。

　式後、１年生の教室では、児童たちが絵画や作文といった夏休みの宿題を担任の大西万裕子教諭に提出した。女子児童（７）は「いとこや弟と一緒にプールで遊んだのが楽しかった。２学期は苦手な国語を頑張る」と話した。

　津山市、美咲町などの２１校では２４日までに終え、残る県内の始業式は２８日から９月１日までに順次行われる。