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693医療機関で負担を誤表示 マイナ保険証、保団連調査

 全国保険医団体連合会(保団連)は23日、患者がマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を使った際、医療費の窓口負担が誤って表示された事例が、32都道府県の693医療機関で確認されたと発表した。

 調査は7~8月、保団連に加入する医療機関に実施した。70歳以上が受診した際の誤表示の有無などを尋ね、5055医療機関が回答した。

 70歳以上の窓口負担は、年齢や所得に応じて1~3割となっている。調査では「2割負担なのに3割負担と表示された」などの事例があった。保団連によると、医療保険の運営団体による登録ミスやシステムの誤登録などが原因とみられる。

(2023年08月23日 18時31分 更新)

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